「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」
このお話はやばいです、おもしろい。
実は僕、原作より先にこの「みーまー」のイメージアルバムが某とらのあなの店頭に並んでいて、ジャケットを見た瞬間に衝動買いしてたんです。
左さんのイラスト、楽曲ともに繊細で脆い思春期の少年少女の感性を見事に表現していて、どストレートに感動しました。
このCDがきっかけで原作に興味を持ち、それはやっぱり期待していた以上の作品でした。
僕には文才がないので、批評するにも安い言葉しか出てこないのですが、入間人間さんの使う言葉一つ一つの選び方にすごく才能を感じます。
これが現役大学生が書いている物語だと思うと、その才能に少し嫉妬してしまいますけど、僕もこんな感動を与えられるような作品を描けるように頑張ろうと思いました。
普段、僕が読む本といえば漫画とか新書とかビジネス書みたいなのばっかで、小説とかほとんど読まなくて、ラノベに関しては実はまったくの初めてでした。
文章とか言葉だけで描く物語って物語の形式としてはすごいオーソドックスではあるんだけど、結構ミニマルですよね。自分の感受性を試されるような気がするし、いろんな想像が膨らんで鍛えられる。
それがものすごく琴線に触れるような話だった場合、読んだ後どうしようもないくらい創作意欲がかき立てられるんですよね…。これからもっといろんな小説やラノベを読んでみようという気になりました。
嘘だけど。
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